呼吸していることを体感できる場所

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aq3js94krx493qn2z深い海の中、どこまでも続く碧い世界…目の前には色とりどりの魚達…水面はキラキラと輝いて、太陽の光がカーテンのように降り注ぐ…そして何よりも、無重力にふわふわと漂う快感…この快感に魅了され、ダイビングを続けています。

しかし!この『ふわふわと漂う快感』を味わうのは、実は簡単ではないのです!ダイビングのことを何も知らずに、憧れだけでライセンス講習を受けた私。

潜るという行為がこんなにも難しいなんて!ダイビングをする時、背中には酸素ボンベ、ボンベを装着したり浮力を調整するためのジャケットなど、10キロ近い装備を身につけます。

最初は『沈む』という行為ができない!

にも関わらず、最初は『沈む』という行為ができない!ボンベの中の空気や、ジャケットの中の空気、肺の中の空気…自分が身にまとっている全ての空気が、私の潜行を邪魔します。

ボンベの空気を抜く訳にはいかないので、抜ける空気は全て抜く。そして、息をふ~っと吐いていると、ゆっくりゆっくり沈んで行きます。

やっと潜行できて、喜んだのもつかの間、ちゃんと息を吸わないと、地面に張り付いてしまいます…今度は一生懸命に息を吸わなければなりません。

吐いて吸って吐いて吸って…普段は無意識にできている『呼吸』という動作を、こんなにも意識したのは初めて。しかも、こんなにも難しいなんて!でも、これが上手くできるようになった時の快感…たまりません。

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